Mask & Influenza

今年もそろそろインフルエンザの季節がやってきたわね❄
『インフルエンザの予防のためにマスクをする』💨
インフルエンザが流行しだすと、すぐにこういう人がいるじゃない⁉
これって、ほぼ全く効果ない、というか実は逆効果なのよ😞
毎年何度も言ってるから、私の周囲の方はそろそろ聞き飽きた感じだろうし😅
最近はインターネットなんかでも結構書かれているから、知ってる方も増えてきてるとは思うけど🌟
それでも、まだまだ私自身、毎年こういうセリフを聞くってのが事実💧
だから今回、既に似た記事は大量にあるんだけど、私もブログに書いておくことにしたわ😉
せっかく私が書くんだから、できる限り数字を示してとパターンを網羅して纏めてみるわね✨
まず、一般的に売られているマスクには大きく次の5種類があるのね☝
①一般マスク
②花粉対応マスク
③風邪対応マスク
④サージカルマスク
⑤DSx/N9x/FFPxSマスク
で、ここで最初に認識しておいてほしいのが、インフルエンザウィルスのサイズ📏
Ⓐインフルエンザウィルス:0.08~0.12μm
Ⓑウイルス飛沫(咳/くしゃみ):5μm
Ⓒウイルス飛沫核(乾燥飛沫):0.3μm
簡単に説明しておくと、Ⓐはウィルス自体、Ⓑはウィルスを持った人の咳とかくしゃみで飛び散る飛沫💦
で、最後のⒸは、その飛沫が乾燥して浮遊する微粒子に付着したもののことね🙂
さて、①のマスクの網目は50μm以上ってことで、ウィルスに対してはザルにもならないわね😅
それこそ、野球ボールを2mの網目で阻止しようとしているようなものよ⚾
で、最近は流行りの不織布なんかで多い②の花粉対応マスク🌼
花粉のサイズは約30μmくらいで、これが防げるくらい細かい網目を持ってる感じね👀
確かに一般マスクよりは細かい網目だけど、インフルエンザウィルスなんかには、やっぱり無力💦
で、ウィルス対応だとして着ける人が多い③のタイプのマスクだけど🌟
これは、しっかり説明を読むと判るんだけど、ウィルス飛沫に対応した網目を持ってるのね😉
具体的には、多くは5μmくらいのものが防げる感じになってるわ✨
だから、こちらもウィルスや飛沫核には無力ってことね💨
防げるのは至近距離から面と向かってくしゃみされた場合くらい、ってことになるわ💦
ってことで、残るは④と⑤だけになったわね🤔
次、④のサージカルマスクだけど、これには実はBFE/VFE/PFEって試験基準があって☝
BFE(Bacterial Filtration Efficiency)は細菌濾過効率で🌟
4~5μmの細菌の除去率が一定以上であることを保証する試験ね✨
VFE(Virus Filtration Efficiency)は生体ウィルス濾過効率で🌟
約1.7μmくらいのバクテリオファージの除去率が一定以上であることを保証する試験✨
で、PFE(Particle Filtration Efficiency)は微粒子濾過効率で🌟
0.1μmのラテックス粒子の除去率が一定以上であることを保証する試験✨
おぉ、PFEならいけそうじゃん⁉って思ったあなた💨 甘いっ‼
そもそもこのマスクは前面は覆うけど、側面とかマスクと顔の隙間はガラ空き状態なのよ💦
つまり、いくらこのマスクをしていても関係なく、呼吸の度にウィルスを吸い込んでいるってことね😱
残念ながら、これではインフルエンザ予防にはならないわ💧
サージカルマスクって言うのに何故⁉って思う人も居るかもしれないけど🤔
これは元々、お医者さんなどが抵抗力の落ちた患者さんにウイルスや細菌を感染すのを防ぐためのもの☝
だから、飛び散らさない効果はあっても、自分に吸い込ませない効果は薄いわ🌟
となるとやはり、最後に残った⑤のDSx/N9x/FFPxSマスクが気になるわね🤩
実は結論から行くと、このマスクなら、インフルエンザ予防として着用する意味はそこそこあるわ✨
例えばDS2は日本国家検定規格で、0.06~0.1μmのNaCl粒子を95%以上除去する試験に合格したもの🌟
そして、N95はアメリカNIOSH規格で、0.075±0.02μmのNaCl粒子を95%以上除去する試験に合格したもの🌟
FFP2SはヨーロッパEN規格で、0.06μmのNaCl粒子を94%以上除去する試験に合格したもの🌟
で、こういった⑤のマスクの多くは、特徴はピタリと顔に密着する形状をしていること💎
これなら、マスクと顔の隙間から入ってくるウィルスも少なくなるわね😆
ただし、結局はいくら高性能なマスクを使用しても顔とマスクの密着性には限界があるの💧
それに何より、この種のマスクは結構息苦しいから、着けてると仕事とか学業に支障がでるわね😓
結局は本気で防ぎたいなら、軍とかが利用する防毒マスクみたいなのが必要になってくるわ☝
で、普段から予防のためにマスクをしていると、何かと着脱やずれを直すことが多いのだけど🤔
この際に菌やウィルスの付着したマスクの表面を触って、それで口や鼻、目の周辺を触ることになる✋
そもそも実は、空気中に浮遊するインフルエンザウィルスを吸い込んで感染という割合は少ないの👃
空気中には大量の水分があって、多くのウィルスは水分を吸着して色んなところに落ちてしまうのよ⬇
だから、そこを触った手で口や鼻の周りを触る機会を増やすのは💨
わざわざ落ちてるウィルスを拾い食いしているようなものね😱
予防としてマスクを着用し続けていると、逆にインフルエンザにかかる機会を増やしている可能性があるわ💣
マスクを触る際は紐だけに触れて、本体に触れないまま密閉袋に入れて捨てるくらいの意識も必要ね💨
湿度を60%以上に保つとウィルスの生存率が大幅に下がるから、喉の保湿のためという人も居るけど💨
マスクに保湿効果があることは確かだけど、それならちゃんと部屋全体を加湿するべきね🌟
そんなことより、先の口や鼻、目の周りを触ってしまうリスクのほうが高い😑
乾燥した劣悪環境に長時間居なきゃいけない際には、仕方なくその理由で着けるのもアリかもね👀
どうしても保湿が気になるなら、それよりこまめにうがいをした方がインフルエンザ予防にもなって良いわ✨
最近はうがいにはインフルエンザ予防効果はないなんて言われているけど、それは何故かというと🍀
インフルエンザウィルスは吸い込まれて体内に入るまで数十分くらいだと判ってきているのね☠
だから、家に帰ったら手洗いうがい、とか言ってるレベルでは役に立たないことも多い💦
もっと、せめて1時間に1回くらいの頻度でうがいをしていれば、水道水でのうがいでも効果はあるわ😉
だから、インフルエンザを流行させないためには、かかった人がサージカルマスクをすることが必要😷
感染源になる飛沫を周囲にまき散らすのを防いで、他の人に感染りにくくすることが大切なのね☝
この方向(既にかかってる人が着用する)では充分にマスクに効果はあるわ🌟
既に、マスク着用ではインフルエンザ予防に有意な結果は認められなかったという実験結果もあるの👀
だから、職場や学校などでインフルエンザ流行を防ぐためには、皆んなでマスクをしましょう、ではなくて💨
⑴インフルエンザにかかった人は、ちゃんと休む
⑵咳やくしゃみが出ている人は、サージカルマスクを着用する
⑶部屋全体に充分な湿度を保つように、高性能な加湿器を稼働させる
⑷咳や発熱などの症状がある人の周囲2mくらいには近づかない
⑸人混みの多い場所に行くことは避ける
⑹手洗いうがい、手のアルコール消毒を頻繁に行う
こういった感じのことを徹底するのが正しい、ってことになるんじゃないかしら💋