家庭に於ける實際的看護の秘訣

ふらっと立ち寄った古本屋さんで、とっても素敵な本を手に入れました🌟
💎文部省認定書💎
『家庭に於ける實際的看護の祕訣』
附錄 民間療法物理療法の研究
醫學博士 杉 新一郎 校閲
海軍看護特務大尉 築田 多吉 著
東京 南江堂書店
大正14年初版、昭和5年300版の本です✨
例えば、カテーテル導尿に関して☝
『消毒さえ厳重にしてやれば素人がしても少しも変りはない』とか書いてあるし😮
とっても素直な気持ちで納得して読める本です💕
家庭でできる色んな病気への対応が、ものすごく詳しく書いてあります😉
日本から、こんな当たり前が無くなったのはいつからなんでしょうね…😞
すぐ「病院行け‼」っていう風潮、ほんと大嫌い💨
一通りザッと読んだ後、この本について調べてみて、以下追記✍
どうやら、この本は大正14年に発刊して以来、大ベストセラーとなったもので💙
戦時中は戦死・疾病傷者や家族に配られたりもしたみたい😮
累計1000万部を超えるベストセラー&ロングセラーであるにも関わらず💨
通常の出版社からの出版でないことから、一般の書籍流通では上がってくる事なく😱
受験の『赤本』という言葉のもと(語源)にもなった本なんだって💖
執筆されたのは、海軍の看護兵として日露戦争などでも実際に治療・看護に従事して👨⚕
数々の病気や怪我などを看てこられた、海軍看護特務大尉の築田 多吉(つくだ たきち)さん🌟
日々の臨床において治療効果を高めるために、全国の民間伝統療法を研究されて👀
この本は、その集大成として纏め上げられた本らしいわ💎
昔は人気だったようで、一家に一冊なんて感じになってた本みたい🙂
診断法や治療法が解りやすく纏められていて、しかもそれらの方法が☝
臨床に基づいた『実際的看護』だから、とても為になる内容😃
最近の日本人って、西洋医学至上主義が蔓延しちゃってるっていうか🤔
病気になった後に対処するってのが医学になっちゃってる感があるけど😢
そうじゃない医学、私が本当に好きな医学がここには載ってる🤩
日々の生活において自己治癒力を活発にして、健康を維持する方法✨
そして、いざって時も、なんでもかんでもすぐに医者に頼らない😉
昔の日本人にとって、こういった考え方とか治療法は当然だったはず🌟
医者に行く前に自分で看る、という、生物として当たり前の精神💖
なんで、最近の日本にはこれが無いんだろうって思うわけで😞
現代日本の健康に関する考え方、絶対に何かが間違ってる💨
この精神は、そして、この本に書かれている知識・知恵は📖
これからの日本においても決して廃れさせてはいけないと思うの😉
私が手に入れたのは、昭和5年時点の東京 南江堂書店と箱に記載がある版だけど☝
戦後は長男さんと一緒に『三樹園社』という製薬会社を起こされてて💊
発行、販売はそちらで行われていたみたい✨
私の手に入れた版でも、『常磐橋東詰三樹園内』って文言は書かれてるわ🖋
そして、その三樹園社さんってどうなったの?って、調べてみたら😶
有限会社 三樹園社 築田多吉商店ってウェブページがあって🌐
今でもちゃんと、赤本の最新刊を売っておられるみたい🌟
すごい❣すごい❣❣😍
感動ね💕💕💕
ってことで、このページの一番下からリンクを張っておくわ😉
民間療法に、そして本来の日本の精神に興味がある方は、ぜひ買ってみてね💖
築田 多吉さんに関しては、生年は1872年~1958年ってことで🤔
昭和33年、享年86歳にて老衰で逝去されたということらしいから☝
もうこれ以上の改訂は望めないのかもしれないけど😢
でも、日本の大切な財産として、売り続けて欲しいと心から願うところだわ🙇♀
🌐有限会社 三樹園社 築田多吉商店の公式ウェブページはこちら⭐
http://www.green.dti.ne.jp/takichi/