カットとコピーの権限継承の違い


Windows NT系のOSにおいて、デスクトップやマイドキュメントなど自分だけにアクセス権限のある場所に作ったファイルを切り取って、Cドライブのルートなど他のユーザーもアクセスできる場所に貼り付けた(Cut&Paste)場合、そのファイルには自分自身のアクセス権限しかついておらず、他のユーザーはアクセスできないので注意が必要である。
つまり、新しい場所でのアクセス権限は継承されない。
 
これに対し、自分だけにアクセス権限のある場所に作ったファイルをコピーして、他のユーザーもアクセスできる場所に貼り付けた(Copy&Paste)場合、そのファイルには一般ユーザーのアクセス権限がつくので、他のユーザーもアクセスすることができる。
つまり、新しい場所でのアクセス権限が継承される。
 
これは考えてみれば当然のことだ。
カット&ペーストにおいて、OSはディスク上でファイルの実体を書き直さない。
そのファイルを指す場所情報を変更するだけだ。
このことによりで移動処理に時間をかけずに、ユーザーにはあたかもファイルが移動したかに見える。
 
これに対しコピー&ペーストの場合は元のファイルは残存する必要があるので、OSはペースト先に新たにファイルを作成する。
よって、その場所の持つアクセス権がペーストされたファイルに継承されるというわけだ。

 

みっちょ

SALON Doluce 代表。ハッカーでカウンセラー、占い師でカメラマン、その他あらゆる顔を持つ変な人。キッズプログラミング講師、パソコン修理、カウンセリングなど喜んで承ります。お気軽にお声掛けください!